締め切った空き家、実は危険!? 湿気・害虫・劣化…5月から始めたい簡単な対策

出雲市でも気温が上がり始め、草木がいきいきと育つ5月。ですがこの時期、空き家にとっては“危険信号”の始まりでもあります。特に「締め切ったまま」の空き家は、湿気・害虫・劣化といったトラブルが一気に進行するタイミングです。

今回は、なぜ空き家を締め切っておくのが危険なのか?そして、出雲・島根エリアで今すぐ始められる簡単な対策まで、詳しく解説していきます。


見えないうちに進む、締め切り空き家の劣化

空気がよどみ、カビや腐食の原因に

誰も住んでいない空き家。カーテンが閉じられ、窓も開けられず、換気がされていない状態が続くと、どうなるでしょうか?

答えは、「湿気がこもり、カビが生える」「木材や畳が腐る」「悪臭が発生する」など、家にとって致命的な劣化が進みます。

特に出雲市のような湿度の高い地域では、5月から梅雨入りまでの間に一気に湿気がこもり、壁紙の剥がれ・カビ・押入れの臭いなど、気づかないうちにダメージが蓄積していくのです。

虫や動物の“住みか”にされやすい

「ゴキブリ」「ムカデ」「シロアリ」「ハチ」など、暖かくなると活動を始める虫たち。締め切られた空き家は、人の気配がなく、静かで温かく、湿気も豊富なため、虫にとって最高の住処です。

また、天井裏や床下には「ハクビシン」「イタチ」などの動物が侵入し、巣を作るケースもあります。これらは放置すると天井の破損や糞尿被害、臭い、ノミの繁殖など、非常に深刻な問題へと発展します。

水回りの劣化と悪臭

締め切った家のもう一つの盲点が「水回り」。使われていないキッチンやトイレ、洗面所は、排水トラップ内の水が蒸発し、下水の臭いが逆流してくることがあります。

さらに通水がされていないことで、サビの発生や配管の腐食が進行。最悪の場合、水漏れや給水管の破裂といったトラブルにもつながるのです。


5月から始めたい!空き家管理の簡単な対策

「それならどうすればいいの?」

ご安心ください。専門知識がなくても、今すぐに始められる“空き家の見守り対策”があります。

1. 月に1回の通風・換気

まず一番手軽で効果が大きいのが、月に1度の窓開け・換気です。

すべての部屋の窓や扉を開け、10〜30分程度空気を入れ替えるだけで、湿気やカビの発生をかなり抑えることができます。扇風機やサーキュレーターを使えば、より効率的に空気が循環します。

2. 通水をして、配管を守る

キッチン・洗面所・トイレなどの水回りは、月に1回程度、数分間水を流す「通水作業」をするだけで、臭いやサビの予防になります。忘れがちな屋外の水道や排水口も確認しておくと安心です。

3. 草刈り・掃除で虫を寄せ付けない

庭や玄関まわりの雑草が伸びてくると、虫が集まりやすくなります。5月は雑草の成長スピードが加速する時期でもあるので、草刈りは2週間〜1ヶ月に1度を目安にしましょう。

また、屋外の物陰・落ち葉・植木鉢の下などに注意。スズメバチの巣のチェックや、ムカデの隠れ場所を減らす工夫も大切です。

4. 屋根・雨樋・外壁のチェック

外から見ただけでは分からない雨漏りの原因が、屋根や外壁の小さなヒビに隠れていることも。雨樋が詰まっていたり、風で瓦がズレていたりすると、見えないダメージがどんどん広がってしまいます。

年に1〜2回は専門業者に外観をチェックしてもらうのが安心です。


出雲・島根の空き家は「空き家見守り隊」にお任せください!

「でも遠方に住んでいるから、定期的に見に行けない…」

そんな方のために、空き家見守り隊では、出雲市・島根県内の空き家を対象に、以下のような管理サービスを行っています。

🔍 月に1回の点検(通風・通水・室内外の確認) 🌿 草刈り・清掃・害虫チェック 📷 写真付き報告書をメールやLINEで送付 ⚠️ 台風や大雪後の緊急点検にも対応

鍵は現地に「専用キーボックス」を設置し、暗証番号で安全管理。 家主の方がいなくても、しっかりと家を守ります。


まとめ|家を守るのは、動かし続けること

家は、人が住まなくなると驚くほど早く傷んでしまいます。

でも、「締め切らないこと」「湿気を溜めないこと」「虫を寄せ付けないこと」 この3つを意識するだけで、空き家は見違えるように長持ちします。

家は、呼吸をしている生きもののような存在。 しっかりと風を通し、光を入れ、水を流すことで、次世代へと受け継いでいける“価値ある資産”になります。

出雲・島根で空き家をお持ちの方、管理が気になっている方は、 ぜひこの5月から、定期的な見守りを始めてみませんか?

📩 空き家見守り隊では無料相談も受付中! お気軽にお問い合わせください。

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