冬の大敵“結露とカビ”から空き家を守る!

出雲・島根で11月末に必ずやるべき湿気対策【2025年版】
11月も後半に入り、出雲市・島根県では朝晩の冷え込みが一段と厳しくなってきました。
この時期、空き家管理で最も注意したいのが 「結露とカビ」 です。
「人が住んでいない家ほど結露がひどい」
「閉め切った空き家でカビが爆増する」
──実はこれ、現場では毎年起きている深刻なトラブル。
出雲・島根のような冬の湿度が高い地域では、
結露 → カビ → 木材劣化 → 家の寿命が縮む
という悪循環が短期間で起こります。
今回の記事では、
11月末に必ずやるべき湿気対策 を「誰でも実践できる方法」でまとめました。
■ なぜ11月25日ごろが“最も危険なタイミング”なのか?
● 気温差が急激に大きくなる
外気温と室内の温度差が広がり、結露が発生しやすくなる。
● 空き家は換気されないため湿気が溜まり続ける
特に木造の家は床下と壁内に湿気がこもりやすい。
● カビが繁殖しやすい“湿度70%超”になる
島根の冬特有の「しめった冷気」が家の中に残る。
● 隙間風・冷気で家自体が冷え、結露が増幅する
家が冷えるほど「窓・壁・床」で結露が増える。
つまり、
**11月後半は“冬の湿気トラブルが始まる初日”**なんです。
■ 出雲・島根の空き家で実際に起きた湿気トラブル事例
● ケース1:窓際のカーテン裏が全面カビ(出雲市大津町)
帰省シーズンに家族で帰ってきたら、
レースカーテンも厚手カーテンも裏が真っ黒。
掃除+消毒+クリーニング費用が2万円以上に。
● ケース2:押し入れの布団全滅(島根県雲南市)
押し入れの中は湿気が溜まりやすい場所。
布団・座布団・衣類がカビだらけで、ほぼ全処分。
● ケース3:床下が結露→木材が柔らかくなる(松江市)
床下が“結露プール”状態に。
修繕費は30万円以上に膨らんだ例も。
冬の湿気は、静かに、しかし確実に家を痛めていきます。
■ 11月末に絶対やるべき湿気対策【5つ】
① 窓全開の換気(最低10〜15分)
換気は最も効果的な湿気対策。
ポイント:
・対角線方向の窓を開けると空気が抜けやすい
・雨の日は避ける
・換気後はすぐ閉めて暖気を逃さない
② 水回りの“乾燥チェック”
湿気の発生源はキッチン・浴室・洗面所・トイレ。
チェックリスト:
・排水トラップに水があるか
・浴室は濡れたままにしない
・濡れ雑巾・スポンジは置きっぱなしにしない
・便座カバーが湿気を吸っていないか
③ 押し入れ・クローゼットの換気
閉めたままだと湿気が100%近くまで上がることも。
やるべきこと:
・扉を少し開けて空気を通す
・除湿剤を新しくする
・下段にすのこを敷いて空気層を作る
④ 家具と壁の間に“2〜3cmの空気層”を作る
家具が壁に密着していると湿気が溜まり、カビの巣窟になります。
特に危険な場所:
・タンス
・ソファ
・食器棚
・本棚
⑤ 床下の換気口確認
出雲市・島根県では床下湿気が家を傷める最大原因。
・換気口が落ち葉で塞がれていないか
・小動物が侵入していないか
・霧状の湿気が溜まっていないか
床下チェックは、プロに依頼するのが最も確実です。
■ 湿気放置が招く“冬の二次被害”
湿気と結露を放置すると、2〜3ヶ月で以下のトラブルに発展します。
● カビによる家族の健康被害
アレルギー・喘息・鼻炎・皮膚炎の原因に。
● 木材腐食で家の耐久性が低下
構造材が弱り、修繕費が増大。
● 床鳴り・畳の浮き・壁紙の剥がれ
退去後の賃貸・売却にも響く。
● 害虫(チャタテムシ・シロアリ)が発生
湿気が害虫の“ホテル”状態に。
湿気は侮れません。
静かに、でも確実に家を劣化させます。
■ 空き家見守り隊ができる湿気対策サービス
出雲市・島根県内全域で以下のケアが可能です。
- 月1回の通風・換気
- 水回り乾燥+カビチェック
- 押し入れ・クローゼットの密閉確認
- 床下の換気口チェック
- 写真付きレポートで状況を可視化
- 冬の湿気トラブルを未然に防止
遠方の方や、忙しい方でも安心できるよう、
現場スタッフが丁寧にサポートします。
■ まとめ
11月末は、空き家が一年の中で最も“湿気に負けやすい”時期。
結露・カビは気づいた時には手遅れになるケースも多いので、
今このタイミングでの対策がもっとも重要です。
空き家を未来の大切な資産として残すために、
ぜひ、湿気と結露対策を今日から始めてみてください。
出雲・島根で空き家管理にお困りの方は、
空き家見守り隊へお気軽にご相談ください。



