7月は害虫トラブルに注意!シロアリ・ハチ・ムカデの対策方法

こんにちは、空き家見守り隊のスタッフです。
夏の訪れを感じる7月、出雲市や島根県では気温と湿度が一気に上がり、害虫の活動が活発になる季節です。特に空き家は人が不在のため、換気や清掃が行き届かず、害虫が繁殖しやすい環境となってしまいます。

今回は、私たちが島根県内で数多く対応してきた実例をもとに、7月に特に気をつけたい害虫「シロアリ」「ハチ」「ムカデ」について解説し、それぞれの特徴やトラブル事例、予防策や駆除方法をご紹介します。


目次

シロアリ被害 — 家を内部から蝕む静かな侵入者

シロアリが空き家に多い理由

島根県は湿度が高い気候のため、木造住宅の床下や壁内部に湿気がこもりやすく、シロアリにとっては絶好の繁殖環境です。特に換気が不十分な空き家は湿度がさらに高まり、シロアリの活動を促進してしまいます。

出雲市での被害事例

築40年の木造住宅を空き家管理していたお客様宅では、床下点検の際にシロアリ被害が発覚。柱の一部がスカスカに食い荒らされており、補修費用は数十万円にのぼりました。早期発見の重要性を改めて感じたケースです。

シロアリ被害の予防と対策

  • 床下の定期点検を年1回以上実施
  • 床下換気口の確保や通風の徹底
  • 木材を直接土に接触させない設計
  • 湿気が多い場所には防湿シートを敷く
  • 5年に1回程度、専門業者による防蟻処理を検討

空き家見守り隊では、床下点検を含む空き家管理サービスを提供しており、被害の早期発見と予防をお手伝いしています。


ハチの巣づくり — 危険な侵入者に要注意

ハチが空き家に巣をつくる場所

ハチは軒下、屋根裏、戸袋、物置などの人の出入りが少ない空間に巣を作る傾向があります。空き家は安全で静かな環境なため、特に夏の間は注意が必要です。

松江市でのハチ被害事例

定期巡回で2カ月ぶりに訪問した松江市の空き家では、軒下に直径30cm以上のスズメバチの巣が発見されました。巣の駆除には専門業者を依頼し、2〜3万円の費用が発生。早期発見と対応がいかに重要かがわかります。

ハチの巣予防と駆除のポイント

  • 軒下や天井裏の定期点検を行う
  • 蜂を見かけたら近づかず専門家に相談する
  • 小さい巣のうちに撤去を検討
  • 忌避剤(ハッカ油スプレーなど)の使用も効果的

空き家見守り隊の巡回では、蜂の巣チェックも含まれており、早期発見に努めています。


ムカデ — 湿気と暗がりを好む不快害虫

ムカデの侵入経路

ムカデは排水口、窓の隙間、通風口などから侵入します。夜行性で湿った暗い場所を好むため、空き家は絶好の住みかになりやすいのです。

雲南市でのムカデ被害

ある空き家の和室でムカデ数匹が見つかり、畳の下や押し入れにも潜んでいました。急遽、薬剤散布と隙間の封鎖を行い被害を抑えました。

ムカデ対策

  • 隙間テープや目張りで侵入経路を塞ぐ
  • 室内の通風・除湿をしっかり行う
  • ムカデ専用忌避剤や粉剤を使う
  • 夜間の窓開けに注意する

空き家見守り隊では、薬剤設置や忌避処理も対応可能です。


害虫が引き起こす二次トラブル

害虫が引き起こすのは建物の損傷だけではありません。ハチの巣がご近所トラブルになるケースや、ムカデやゴキブリが隣家に侵入し迷惑をかけることもあります。さらにシロアリ被害が広がると、家の資産価値が著しく下がるリスクも。

放置せず早めに点検と対策をすることが、結果的に家も周囲も守ることにつながります。


空き家見守り隊ができること

  • 月1回の巡回でシロアリやハチの兆候をチェック
  • 害虫の痕跡や被害を写真付きでご報告
  • 必要に応じて駆除・防虫業者を紹介
  • 通風・除湿管理で害虫が住みにくい環境づくりをサポート
  • 出雲市・島根県全域の地域密着型対応

害虫トラブルの強いパートナーとして、空き家をしっかり守ります。


まとめ

7月はシロアリ、ハチ、ムカデなど害虫が活発になる季節。空き家だからと放置せず、早期の点検・対策で被害を未然に防ぎましょう。

出雲市・島根県で空き家をお持ちの方は、ぜひ「空き家見守り隊」にご相談ください。大切な家と安心を守るお手伝いをいたします。

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